ビトロス® XT 7600 は免疫検査と生化学検査を単に連結するだけでなく、検査結果の信頼性や検査室の効率運用という臨床検査に不可欠な要件を追求した全自動免疫生化学統合システムです。
あらゆるニーズに対応する100項目以上の検査に対応し、将来の需要にも対応できるメニュー拡張機能も備えています。ラボに将来を見据えた技術を導入し、その可能性をサポートします。
検査の効率化、高品質、拡張性などを提供いたします。
一貫して正確な結果は、より高いレベルの患者ケアをサポートします。
初検合格率が96.5%* と、より多くの時間が節約でき、これにより、技術と分析装置の繰り返しに費やす時間を短縮しつつ、最初から適切な結果を得られます。
* 社内資料による。
豊富な150種類の搭載試薬容量があり、メンテナンス時間が短く、試薬の調製や QC/キャリブレーションに必要な時間が短縮されるため、ラボの生産性が向上します。
わずか2.7 µLの検体サイズ*で十分なビトロス® XT 7600は小容量の検体に最適です。
* 必要検体量:2~80 µL(項目による)
ビトロス® システムは、業界をリードするアナライザ稼働時間、*最小限の日次メンテナンス、24時間稼働可能モードで稼働できます。
*稼働時間は、公開データに基づいています。社内資料による。
弊社の試薬テクノロジーは検査室が迅速で適切な検査結果を報告することをサポートします
電解質項目の測定で使用する試薬です。独自の多層フィルムと直接イオン選択電極 法を採用した試薬で、1テストごとに電極を備えています。そのため、電極に由来す る消耗劣化の心配がなく、最長6ヵ月間のキャリブレーション安定性を実現します。 また、直接イオン選択電極法は容積置換の影響を受けないため、信頼性の高い 結果を実現します。
ビトロス®シリーズのXT7600もしくはXT3400でご使用いただける試薬です。1枚の試 薬 上 に 2 か 所 の 検 体 滴 下 部 を 有 し 、2 項 目 を 同 一 ス ラ イ ド 上 の 試 薬 で 測 定 す る こ と が 可 能な試薬です。弊社従来製品と比較し、より微量検体での測定と運用上(保管/装填頻度/廃 棄面)でのメリットがあります。
反応セルを用いた生化学項目の測定で使用する試薬です。反応にはキュベットと呼ばれ る反応セルを使用し、ディスポセル・チップを用いて試薬・検体分注、攪拌を行います。 また、試薬分注時のみ試薬ボトルを開け閉めする全自動の試薬開閉を備え、試薬の長 期機上安定性を保ちます。
免疫項目の測定で使用する試薬です。25個の反応カップ(ウェル)が横に4列(包装 単位100回の場合)とアッセイ試薬、コンジュゲート試薬からなる2ボトルが1つに構 成されています(2試薬構成品の場合)。 測定時は機器がウェルをひとつずつ押し出し、押し出されたウェル内で試薬と検体 の反応を行います。試薬分注時のみ試薬ボトルを開け閉めする全自動の試薬開閉 を備え、試薬の長期機上安定性を保ちます。
乳び・溶血・黄疸を示す検体は、検査の結果に正誤差あるいは負誤差を生じるケースが少なくない。測定時にはこうした検体中の乳び・溶血・黄疸といった検体情報を完全自動で取得できる機能です。
検体情報を含むリアルタイムのプロセスモニタリングを行うことで、検体・試薬の全分注プロセスを監視するスマートメタリング機能や血清情報、試薬分注、ルミノメーターの較正、ウェル洗浄、発光試薬分注など詳細なトレサビリティログにて確認できる信頼性の高い検査結果を提供する機構です。
* MicroTipパートナーシップアッセイ(MPA)。試薬および検証済みの適用領域は、弊社から直接提供されます。